傷つきすぎて傷つく

「傷つきすぎて傷つく 」

なんでこんなことぐらいで、ここまで傷つかなければならないのか、本当に自分でもよくわからない。 たぶん、私にとっては「こんなことぐらい」でないので、ここまで傷ついているのだろう。とは思う。 この手の傷つき方は、おそらく、まともで健康な神経の持ち主の人からしてみれば、はなはだ理解不能な傷つき方だろうということだけは理解できる。 だけど傷ついているのだから、しかも息苦しいくらい傷ついてしまっているのだから、どうしようもない。 無理に深呼吸してみる。痛い。やはり傷は相当深いようだ。 4年前の悪夢を思い出してしまう。詳しくは書けないけれど、立ち直るのに 3年以上もかかってしまった、あの悪夢を。 って、よほど大変な目に遭ったように書いているけれど、よくよく考えてみればそれほどタイソウがることでもないのかもしれない。 私はある人が放った、たった17文字で構成される言葉で、気を失いかけるほど傷ついてしまったのだ。 その17文字は、私の心に深く深く突き刺さったまま、未だにとれない。ちょうど私の左ふとももに突き刺さったままとれない鉛筆の芯と同じようなもので、おそらく一生突き刺さったままなのだろう。 ところで、私は自分が真剣に真剣になればなるほど、どこかに滑稽さをかもし出してしまう傾向があるようで、それでまたさらに傷つくことになる。

つづく

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